最近の出来事(~6/18)

新年度が始まり,怒濤の勢いで仕事が始まっていて身動きが取れないほどの忙しさ.大ざっぱに書いてみると,

■学内の仕事は,教室主任,オープンキャンパス部会,他の主任等々など,細かくて手間のかかる仕事がたくさん.

■全日本教育工学研究協議会の大会企画委員長,第33回日本学校教育学会全国大会事務局長など,全国大会の責任者が2つ.なかなかタフな仕事.

■中教審,都教委(プログラミング,ICT環境整備の助言等),北海道教委(学力向上),千葉県教委(プログラミングの助言等),氷見市教委(ICT活用の助言)など.

■学校訪問は下記の12校へ.
・春日井市立出川小学校
・広島市立藤の木小学校
・渋谷区立広尾小学校
・川崎市立旭町小学校
・高岡市立成美小学校
・大田区立調布大塚小学校
・世田谷区立船橋小学校
・千代田区立九段小学校
・岐阜大学附属小学校
・武蔵野市立大野田小学校
・春日井市立高森台中学校
・千代田区立神田一橋中学校

涼しくなることに学会も終わって公開研も終わって暇になる見込み.

2018年度スタート

2018年度がスタートした.

研究室では,M2が1名,M1が3名,4年生が4人,研究生(現職教員)が1名,交換留学生1名,自主ゼミが3名の計13名で活動することになった.社会人が2名おり,これまで以上に,研究成果を上げていきたい.

武蔵野の会は,50名以上でスタート.研究生の横溝先生などの情報提供のおかげで,最初から活発に意見交換が行われている.ただ,例会は,こんなに入れる部屋がないのでどこでやろうか…

学内では,教室主任,大学説明会等々,重めも含めていろいろな委員を担当する.学外ではJSETのショートレター編集長,JAET副会長,大会企画委員長など,これまた重めの委員がある.

学校訪問も数多くある.

今年度も頑張っていきたい

3月4日~4月5日の出来事

平日に1日中,研究室にいる日が数ヶ月ぶりにあってよかった.

・JSET研究会で発表,シンポ登壇
・武蔵野の会
・ICTスクール成果発表会
・文科省会議
・教職員支援機構の動画撮影(いやーうまくいかず.こんなのが公開されるとは)
・秩父市打合せ
・逗子市打合せ
・チエル打合せ
・日本ユニシス打合せ
・ドイツ・スイスへ視察
  Heinrich-Mann-Schule
  Schulhaus Utenberg
  Schule Tuggen
  Avony社
  embru社などを訪問.

ショートレターを投稿した.

2018年2月4日~3月3日の出来事

一日も休みがないと効率が悪いと思い知った1ヶ月だった.

・JSET研究会原稿締切 2本+連名5本くらい
・江東区立小名木川小学校
・秩父市教育委員会
・千代田区立神田一橋中学校・公開研究会
・春日井市立高森台中学校
・長野県箕輪町
・電子ペーパーシンポジウム登壇
・VHS最終回
・研究室合宿
・パナソニック教育財団・会議
・武蔵野市立大野田小学校
・ICTスクール・会議
・ICT教育・研究交流会(学芸大内)
・東京都教育委員会・打合せ
・小平市立小平第二中学校(教職入門)
・JEESセミナー・登壇
・千葉県総合教育センター
・大田区立調布大塚小学校
・渋谷区教育委員会
・JSET研究会

その他,修論発表会,卒論発表会,入試等々.
学芸大1期生の上坂さん,グランプリ受賞おめでとう!

2018年1月9日~2月3日の出来事

2018年は,だいたい1/9から本格始動.
今年からはやったお仕事リストくらいは毎月書こうと思う.
時系列的にまとめてみた.

JAET和歌山全国大会総括会議
岐阜市・ベネッセプロジェクト会議
千代田区立神田一橋中学校授業研
教育出版デジタル教科書会議
JAET川崎大会実行委員会
江東区立毛利小学校授業研
学校教育学会全国大会実行委員会
富山市教育委員会講演
笠岡市立笠岡小学校授業研
春日井市立出川小学校授業研
北海道指導主事自主勉強会
渋谷区立上原中学校授業研
NHKインタビュー
教育の情報化指導者養成研修(つくば)
総務省 Wi-Fi整備・利活用推進会議
NHK for School アクティブ・ラーニング 実践ワークショップ in 鹿児島
チエル基礎基本学習クラウド体験授業
日本ユニシス学校情報システム開発打合せ
武蔵野の会

その他,JSET研究会論文,教育出版,電子ペーパーシンポジウム等々の原稿を作った.

EduTech Showへ

オリンピアで開かれたEduTech Showという展示会に参加.第1回だけに規模は小さく,参加者も少ないが,皆さんが丁寧に対応してくれるので,たくさんの事を聞くことが出来た.STEMのための様々な商品も多かった.

電子黒板の液晶TV型の低価格ぶりを改めて確認.65インチで1800ポンドなんて値段が付いていた.そして,アンドロイド端末が内蔵されていたりするようで,それだけで結構なことができる.タッチの精度も高く,入力切替なども速い.でも,書き込んでみるとほんのちょっとだけ,反応が遅いけども,これなら全てが液晶型に変わってしまうかも知れない.

あと,気になったのは,学校と保護者をつなぐためのコミュニケーションシステムの展示.いくつかの会社が展示していて,学校だより的なものから,1対1での連絡ツールまで,或いは学校での出席率みたいなものまでシームレスに表示・提供しているシステムの案内があった.

セミナーでは,情報モラル系の内容が多いことも気になった.学校全体の取り組みでとか,どの時間で指導すべきかなど,我が国と似たような課題が見られていた.

Havering教委とArdleigh Green Infant and Junior School訪問

 久しぶりにDaveの職場を訪問.たくさんの資料をいただく.大きめの話は少なくて,教員研修とか,カリキュラムとか,安価で効果的なICT機器の入手ルートの構築など,手間のかかることをたくさん積み重ねている様子であった.特に,教員研修の種類など充実ぶりは圧巻だった.

 IMG_7916その後,Y2までのInfantと,その後のY6までのJuniorのそれぞれが隣り合っている小学校を訪問.PCの台数も多く,電子黒板も実物投影機も使いやすい状態で置いてあるところが,やっぱりHaveringなんだと思った.

 Infantでは,子供は280名,iPadが80台,各クラスにデスクトップPCが3台ずつ,コンピュータ室に15台と,かなり充実していた.そして,電子黒板はここでも液晶TV型.なぜプロジェクタをやめたのかは,導入コストや維持費,保証期間など,同じ理由を挙げていた.低学年だけに,実物投影機をたくさん使う.そして,コンピューティングでは,1/3がプログラミングに当てられており,Y1ではComputational thinking,Y2では簡単なプログラミングにIMG_7931挑戦する.評価基準も細かく定められていた.

 Juniorも同様に数多くのPCがある.Y5以上ではChromebookによる真の1人1台が実現していた.Y5及びY6では,スクラッチで算数的なプログラミングにと取り組んでいた.Google Classroomで課題の管理がされていたりもしていた.ここでもいずれの学年もコンピューティングの1/3程度がプログラミング学習に当てられている.日本でいうつくば市のようなHaveringは,積み重ねが効いていて,さすが子供が上手にPCを使いこなす.ただ,もっともっと鍛えられるのではないかとも思った.このあたりは緩く,でも違うところに力点が置かれているのが英国的なのか.

Sacred Heart Catholic Primary School訪問

普通教室のプロジェクタ型の電子黒板は外され,液晶TV型の電子黒板に置き換わっていた.プロジェクタはランプの交換などで維持費がかかること,TV型電子黒板の価格が下がってきており,保証期間も長いことからどんどんと置き換わっているとのこと.TV型電子黒板は65インチで2000ポンドほど.為替レート的にみたら30万円ほどだけども,物価の実感としては1ポンドが100円くらいなので,20万円という感覚か.実際に教室の様子を見てみると,タッチ操作が当たり前のように行われている.やはりタッチの精度が上がれば使うのだろう.これまでのプロジェクタ型と比較して,実際に電子黒板として使われる頻度は高い.

IMG_7886IMG_7887児童用PCについては,台数が圧倒的に足りないとのこと.児童が約400人に,PC室に20台(主にMacだけど,windowsとして使うケースが多いといっていた),普通教室用のChromebookが30台,iPadが30台.常に普通教室用のPCは貸出状態であるとのことであった.

コンピューティング専科の先生によるY5の授業を参観.迷路のゲームを作るプログラミングの授業.授業は,1)目標の確認,2)教員による操作等の説明,3)各自で活動,4)教師が机間指導,5)まとめと行った基本的な流れで進んだ.子供は基本的なPCの操作スキルはあるようであるが,それでも結構プログラミングに苦労していた.

その後,Y6の授業も参観.ロールプレイング的なゲームづくりで,ループや分岐がたくさんあるプログラムを作る.したがって,先生がお手本のプログラムを電子黒板に提示しており,これをマネながら作る子供たちが大半であった.それでも,この意味がわかれば相当なものだ.Y6はこれまでに習ったあらゆる事を使ってプログラムすることが目標であった.

コンピューティングのカリキュラムの中で,プログラミングはだいたい1/3程度.いずれの学年も年度の最初にある.こういった流れが基本なのかな…

St. Peter’s Primary School訪問

石塚先生の御紹介で,Alina先生の学校に訪問できた.コンピューティング教科のてこ入れのために,IMG_7843本校にスカウトされたとのこと.まだ始まったばかりの取組で様々な御苦労がみられた.はるかに進んだ学校を視察するのもいいが,こういう最初の段階をみられたことは,大変に参考になると思った.特に普及研究の私には.

新たに作成された年間36時間のコンピューティングのカリキュラムは,1/3がプログラミング,新年度の最初に情報モラル,いずれの子供も未熟,といったことに配慮していた.ただ,キーボード入力やファイル操作といった基本的な操作の習得は明記されていない.また,コンピュータの台数も不足しており,2名に1台程度となっている.

IMG_7847Y6のコンピューティングの授業を参観.WALTの確認などいつものように授業が始まった.アルゴリズムとプログラムの関係に関する授業.Alina先生は,日本風のパターンプラクティスで,繰り返しも多く,用語や定義もしっかりと教えていく.学習規律のポイントも細かい.これは珍しい教え方だと思った.その後,2人に1台で,Code.orgにアクセスして,次々と課題をこなしていく.

カリキュラムをしっかりと作ること,しっかりと教え,何度も演習させること等々,基本の大切さを学んだ.