わかりやすく深まる授業づくりのために,教育工学,教育方法学の立場から研究を行っています.
学生指導では,以下に所属する者を主な対象としています.
・学部では,初等教育教員養成課程(A類) 学校教育選修
・教職大学院では,総合教育実践プログラム
・博士課程では,教育方法論講座
そのほか,現職教員の派遣や教員研修留学生を受け入れています.

写真は,講義においてICT活用指導力向上のための演習を行っている様子や,学校と共同で児童生徒1人1台PCを活用した授業づくりを行っている様子です.このような研究を進めるには,情報科学や情報通信技術,数学に関する学習や研究が必要といえるかもしれません.しかし,学習指導で効果的にICTを活用する上で,より本質的で重要なことは,教育工学,とりわけ教育方法学や授業づくりに関することといえるでしょう.それが当研究室が教育学講座にある理由と考えています.
このような立場から,以下のような教育の情報化に関するテーマを中心に,学生のみならず学校現場や企業関係者などと協力しながら行っています.
・教員のICT活用によるわかりやすい授業づくりに関する研究
・アクティブ・ラーニングなど,深い理解を得るための学習過程の質的改善に関する研究
・児童生徒1人1台PCの活用による資質・能力の育成に関する研究
・情報活用能力育成のための指導法に関する研究
・デジタル教科書や動画クリップ等のデジタル教材の開発
・アクティブ・ラーニングやICT活用に関する教員研修プログラムの開発
・情報モラルに関する効果的な指導法の開発
・学校経営支援のための学校情報システムの開発
高橋純(Jun Takahashi) 東京学芸大学教育学部・教授 博士(工学) 総合教育科学系教育学講座学校教育学分野に所属. 教育工学,教育方法学,教育の情報化に関する研究に従事.中央教育審議会臨時委員(初等中等教育分科会)(2019~)(教員養成部会(2019〜),「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会(2021〜),教員免許更新制小委員会(2021〜),基本問題小委員会(2021〜)など),文部科学省「GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議」(2021〜),文部科学省「GIGAスクール構想下での校務の情報化の在り方についての専門家会議・副座長」(2021〜),文部科学省「教育データの利活用に関する有識者会議」委員(2020年~),文部科学省「学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議 新しい時代の学校施設検討部会」委員(2021年~),文部科学省「学校業務改善アドバイザー」(2017~2020),文部科学省「教育の情報化に関する手引」作成検討会委員(2019~2020),文部科学省「教職課程の目標設定に関するワーキンググループ」委員(2016~2017)等を歴任.第17回日本教育工学会研究奨励賞受賞.日本教育工学会・理事,日本教育メディア学会・理事,日本教育工学協会・会長など. |
©2015-2022高橋純研究室
このサイトは,高橋純研究室のメンバーがプライベートに運用しているものであり,東京学芸大学がその内容を保証するものではありません.